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なぜ不妊手術が必要なのか?

「一度くらいは子供を生ませたい」「不妊手術はかわいそう」そんな安易な思いが、不幸な犬猫達を増やしつづけます。

 

健康なメスは1年に2~3回子供を産みます。1回に生まれる子供の数は3~7匹。 9~10年妊娠能力があるとして、1匹のメスは一生の間に約90~150匹の子を産むのです。 1匹が10匹に増えるのに、そんなに多くの時間はかかりません。

 

このように増え続けていくペット達、あなたはどうしますか? 捨てますか? 保健所に持ち込みますか? 生まれて来る全ての仔犬・仔猫達に責任を持てますか? もし、子猫、子犬を飼うことが出来るのなら、処分を待っている子達を迎えてあげて下さい。

 

保健所に持ち込まれた犬猫達は、各県や市に設置されている、保健所や動物管理センターに集められ、処分されるか、 または大学や病院研究所等に動物実験用として払い下げられ、薬の試験や解剖の材料として使われ短い一生を終えるのです。 このような形で処分される数は、年間20万匹を超えています。

 

手術を受けさせず、無理に発情を押さえる事はワンちゃん猫ちゃんにとって大変なストレスとなります。 また、不妊手術を行うことにより、メスは子宮・卵巣・乳がん、オスは前立腺・睾丸・肛門周辺の腫瘍等の病気の予防になります。

不妊手術をすると、どのように変わるのでしょう?
  • メスの場合

・仔を産まなくなり、発情期に大声で鳴いたり、必死に外に出たがらなくなります。・また、オスが寄ってきて騒ぐ事も無くなります。・発情期のストレスが無くなり、子宮・卵巣・乳がん等の病気の予防になります。

 

  • オスの場合

・なわばりを示すスプレーが無くなり、オス同士の勢力争いでのケンカが減ってきます。
・近所のメスに仔を産ませる問題を起こさなくなります。
・メスを求めて遠出をし、そのまま迷子になる事も防げます。
・前立腺・睾丸・肛門周辺の腫瘍・発情期のストレスが無くなり成人病の予防になります。

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